研修や引継ぎがテキトー過ぎてボロボロになった体験談
研修や引継ぎがテキトー過ぎてボロボロになった体験談
体験談その1.突然の異動!引継ぎで適当でパニック!なんで私なの?
専門学校を卒業後、20歳で内定していた自動車ディーラーに勤務し始めました。
入社当時配属されたのは、経理部でした。ここでも大変な事も沢山ありました。でも少し年上の先輩方に支えられ、先輩の退職後も、業務は大変ながらもこなしていき、気が付けば7年の歳月が経過していました。
8年目に最初の異動がありました。でもここでの異動は部署は変わりましたが、ちゃんと順序を追って、業務を引き継いだので、そんなに大変ではありませんでした。
問題はその1年後にやってきました。会社も時代の流れもあり、厳しい状態にさしかかり、リストラも行い始めました。まず、リストラ対象者として、夫婦で共に会社で働いている方にどちらか退職を迫ったのです。
該当者が3組ほどいたのですが、みな奥さんが退職されました。
その他も営業職に異動になり、うまく成績を上げられずに退職された方も多く、社内も随分人員が少なくなっていました。
該当夫婦の1人が担っていた職務が、会社の中枢の業務だったため、退職前にきちんと引き継ぎは絶対ということで、社外から経験者の派遣さんがやってきました。
しかし、経験者とはいえ仕事の量がぜんぜん異なっていたらしく、1か月で退職。急きょ総務の男性が着任しましたが、全く処理できず、まさかの退職。焦った上層部が出した答えが私でした。
退社後の電話。嫌な予感が的中です。思いっきり嫌だーと伝えましたが、頼むやってくれと懇願され事情も分かるので引き受けました。
ここからが、地獄かと思う日々が始まりました。書類はミスのできない公文書ばかりで、預かる書類も印鑑証明や住民票など決してなくしてはならないものばかり。
前任者がきちんと処理できていないものも多数あり、日々の業務に私の以前の仕事の引き継ぎと、朝9時から時には昼食も食べれず、深夜12時とかもざらになり、もー辛いし、きついし何で私なの?辞めたいよーと愚痴っても、仕事は終わらないので黙々するしかないのですが。
でも入社してラッキーだったのは、周りの人間関係が良くて、様々な難関も乗り越えられたのです。
こんなキツイときでも、直属の上司が仕事が終わるまで付き合ってくれていました。そんな支えもあり、何とか大きな山も乗り越えました。
それから私も結婚を機に退職することとなり、後任の男性に引き継ぎ無事に職務を終えました。
体験談その2。入社してみなければわからなかった会社のアバウトな対応
現在、20代。私が働いていたデータ入力の仕事での体験です。
私がしていた業務は、毎日本社から送られてくるデータを、手分けして打っていくのが主な仕事で、最初の2週間ほど研修を受け、仕事に入りました。
しかし、私と同期入社の3人は何故か電話業務に回されました。
電話をしばらくかけ続け、時間を見てデータ入力に戻り、入力するものがなくなったらまた電話。
しかも電話をかける部屋とデータ入力をする部屋は違うため、データがどのくらい来ているかなどがわからず、戻っても入力するものがないという場合もありました。
その後も、新しい業務が入ってきては、新入社員の私たちに白羽の矢が立ったのですが、詳しいマニュアルもなく、簡単に口答で説明があるだけ。
その業務も続くものもあれば、すぐに終わってしまったものもありましたが、作業に入る前の研修などはなく、毎日がパニックでした。
そんな中、通常の入力は1件を2~3分で入力でかなるようになってきたのですが、新しく入ってきた業務に関してはなかなか慣れず、1件に5分ほどかかってしまっていました。
すると、上司から呼ばれ、なんで遅いの?などネチネチ言われ、挙げ句の果てに、まともな引継ぎもされていないのにも関わらず、この仕事向いてないよねと言われました。
そんなことをその日を境に常に言われ続けながら働いていたのですが、家庭の事情により勤務形態を変えたいと願い出ました。
話してすぐは理解を示してくれ、すぐに対処するとの返事をもらいました。
しかし、けっきょく約4ヶ月なんの進展もなく、また上司に催促しても曖昧な返事。
あまりのアバウトさに限界だと感じ、入社してから数えてきりのいい時期に退社を申し出ました。