「あれっ?」求人内容や面接の時と仕事内容が違すぎる!
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仕事内容が違う!?体験談
体験談その1.残業が殆ど無いと会社説明会で聞いていたのですが
これは私が新卒で入社した会社の話です。当時の私は「出来れば残業の少ない企業が良いな」と思っていました。
というのも、私の父も母も残業の多い企業で働いていたため、夜に帰宅する時間が遅く私が家事をこなしていたからです。
将来的に私も家庭を持つことを考えると、少し給料は安くても時間に融通の利く会社の方が良いなと思っていました。そして何社か会社説明会に参加をし、一社が私の理想と合致していたのです。
そこは従業員が100名未満の食品関連の会社だったのですが、会社説明会で残業はあまり無い、従業員の生活が一番大切と言ってくれたのです。
私は直感的に「ここしかない!」と思って選考に参加し、見事に内定を勝ち取ることが出来たのです。当時の私は喜びの中にいて、本当に幸せだなと思っていましたね。
それが一年もしないうちに、見事に打ち砕かれるのですが……。
会社説明会で受けた説明との相違は、入社してすぐに感じ取りました。入社して二週間は研修なのですが、研修が18時に終わっても社内には人がいっぱいいたのです。私は何だか嫌な予感がしました。
そして研修期間が終了して配属をされると、そこの上長にこう言われました。
「とりあえず、18時を過ぎたらタイムカードを切っておくようにな」と。
その瞬間に、自分の浅はかさを呪いました。もっと調べてから入社するべきでした。
というのも、ネット上で「あの会社は長時間労働が凄い」という書き込みがあったのです。
しかし、会社名と長時間労働という検索ワードで検索しても何も引っかからなかったので、私はネット上の妄言と思っていました。ところが、実際に長時間労働は存在していたのです。
結局、配属されてから21時前に帰宅した記憶はありません。ああはなりたくないともっていた両親と、見事に同じような生活スタイルになってしまったのです。
ちなみに、その間の残業代は一切支払われていません。自分で勤怠カードを定時少し過ぎで切っているのですから当たり前ですよね。
どうやら、あの会社は「残業が殆ど無い」のではなく「残業代が一切無い」会社だったようですね。
もちろん私は二年目に到達する前に辞めました。同期入社した他の社員五名も、全員三年未満で辞めたようです。
入社する前は、よく調べないとダメですね。お陰で(?)私は何事にも色々と調べる癖が付きました。そこだけは感謝しますよ。
体験談その2.トリマーで就職したはずが面接の話と仕事内容が違った・・・
私が就職をした頃は氷河期と言われていた頃です。
なかなか就職先が見つからず困っていましたが、学校側から「まあまあいい職場だから逃さない方がいい」と言われ、そこに就職をする事になりました。
しかし、仕事についてから問題が出てきました。
犬のトリミングをするトリマーで就職をしたはずなのに、朝から夜の11時過ぎまでペットショップに出す前の子犬の世話をする事だけが仕事でした。
それに、上司の人がかなり怖く声も掛けられないような状況で何時間も同じ空間にいる事がとても苦痛でしたし、その後も憧れだったトリマーの仕事がまるで出来なさそうな感じでした。
面接の時はトリマーとしても育てていきたいと言われたのにまるで話が違ったので、数か月は我慢していましたが最終的には店長に相談をしました。
直談判が効いたのかようやく店舗の方に出させてもらえるようになりましたが、少しミスをしただけで「なんでそんな遅いの?今度ミスしたら許さないよ」と脅されながらの仕事でした。
店長のイビリに耐え続けていましたが、私がこの店を辞めた時の一言は「ふざけてんの?そんな調子だとトリマーやらせないよ」でした。
こんな事ならもっと慎重に職場を探すんでした。
学校を卒業したばかりで仕事の要領もわかりませんし、どうしたらいいかわからない新卒者に対してまったく教育する気がないペットショップ。
どこにでもある話かもしれませんが、面接時とあまりにも話が違う時はなるべく早く相談してみましょう。相談しないかぎり話が進まないこともあるからです。
1年~2年もその状態をひっぱるのは嫌ですよね?
まずは相談して上司や会社と話し合い。
それでも駄目だったら、次どうするかを考えてみてはどうでしょうか。
体験談その3.なぜか知らぬ間に愛車が社用車に。1日で辞めました
未経験で営業職として入社した企業での出来事です。面接から入社日の朝までは採用担当者や社長が温厚で良い印象の会社でした。
しかし、入社日の午後から状況が一変しました。私の愛車が社用車にされてしまったのです。
初出社してから雇用契約書などにサインをし、就業規則を見せられました。それまで温厚だった社長の態度が一変し、5分以内に就業規則を全て見るように言われました。
私は急いで就業規則を見ましたが、時間があっという間に過ぎて内容の半分も覚えることができませんでした。その後、就業規則の通り貴重品の一切を業務中は預からせてもらうと言われました。そのような項目を見た覚えはありませんでしたが、見落としていたのだろうと思って素直に従いました。
携帯電話はもちろん、財布や車の鍵など全ての貴重品を社長に預けました。それから研修が始まり、その日は退勤時間がやってきました。社長に貴重品を返して欲しいと申し出ると、労いの言葉とともに私の大切なものを返してもらいました。
しかし、車の鍵がありません。私の愛車は既に社用車にされてしまっていたのです。それも就業規則に書いてあったようでしたが、見た覚えがありません。
就業規則を再び見せてもらえませんでしたので、頭にきて警察に通報をしました。すると、ようやく車を返してもらうことができましたが、その日のうちに会社を辞めました。
体験談その4.土日休みのはずが。トイレにお泊まりセットがズラッと…
とある不動産関係の、主に賃貸物件の情報収集と、間取り図確認、印刷等をしていた会社に、電話案内係として採用されました。
子供も小さいし、9時~16時で、月~金、という条件。
ですが採用されたら、16時で帰る人など誰もいない。電話係は休憩もなく、ずっと営業や大家さんなどと電話。
その上、土曜日も実は仕事あり。
私が「月~金で採用されました」と言ったら、教えて下さった方がニヤッとして、上司とヒソヒソ。
本当は土日も出勤で休み無しだそうで、入ってから、徐々に仕事時間を増やしていく、そういう所なのよ、と、帰り道、他の電話番の方に聞いて茫然。
そしてトイレには、歯ブラシや洗顔道具の入った小さなカゴが、ズラッと並んでいしました。「お泊まりセット」です。
『休憩もない、土日もない、しかもお泊まりが当たり前なの…!?』
ゾーッとして、次の日電話で「辞めます」と伝えたら、人間失格、みたいなことをガンガン言われました。
失格でもいいです…!
どうすればいい?面接とのギャップがすごい会社へ入社してしまったら。
あまりにも話が違う。ギャップという言葉ではかたずけられない会社に入社してしまった場合、考えるのは1つですよね。
「この会社すぐに辞めたほうがいいんじゃ・・・」ということです。
試用期間中、もしくは入社してすぐ退社したほうがいいのか、どうなのかは非常に判断が難しいところですが、転職に失敗して間違えたところに入ってしまったケースですぐに辞めてしまった体験談を紹介します。