試用期間中に仕事を辞めてしまった体験談6選

試用期間中に仕事を辞めてしまった体験談6選

「よし、仕事決まった!」と思って働いたものの、自分がイメージしていたものと違ったり、実際働いて見た職場の人間関係にすでに疲れてしまったり。

 

と、もの凄い労力の末に決まった転職先ながらも、早々にして辞めたほうがいいのかどうか迷ってしまうことってありますよね

 

ここで辞めてしまうと、次の転職活動の際に履歴をどう書くべきなのかという問題も出てきます。本音はすぐに辞めたいんだけど、次やその先の転職を考える本当に大丈夫かどうか不安になりますよね。

 

そこで、実際に辞めてしまった方の体験談を6つ紹介してみたいと思います。参考にしてみてください。

 

 

「試用期間中の3ヶ月以内に仕事を辞めた」6つの体験談

 

体験談1.担当の方は「やっぱり無理か・・・」。スキルが身につかない仕事を3週間で辞めることに

 

募集内容としては事務・簡単な経理、経験は特に問わない、ということでした。それまで主に営業をやってきたのですが、そろそろスキルとなるような業務に就きたいと考え、未経験でもよいとのことで応募しました。

 

下調べをしてみると、募集していた会社はIT系の新しい小さな会社で、平均年齢も低くてよさそうに思われました。

 

簡単な面接だけ行い、その場で採用は決まって、来週から来てほしいとのことでした。

 

あまりにすんなり決まったので、私もあまり深く仕事内容については聞けず、そのまま勤めることになりました。

 

初の出勤日にちゃんと仕事の内容について知ることができたのですが、実際の仕事をするのはその募集をしていたIT系の会社ではなく、その関連会社(社長が親族とからしいです)の事務・経理業務でした。

 

私の同僚としては年配の女性で、彼女がそろそろ引退するのでゆっくりと引き継ぎをしつつ、現在の方式を継承して欲しい、という趣旨のようでした。

 

この時点で話が違うと思ったのですが、いちおう経理の経験がつけばと考えていました。ですが、実際仕事を進めてみると、業務はコンピュータを一切使わない伝票ベースでのやり方で、その年配の女性の作成したオリジナルの伝票や帳簿を使っているという有様で、とても他の会社に応用できるものではありませんでした。

 

それでも3週間ほど続けていましたが、年配の女性は些細なことで怒ることも多く、何も身につかなそうなので辞めることを告げました。

 

辞意を告げたものの、特に引き止めなどなく、担当の方は「やっぱり無理か」的な態度でした。何回も同じようなことをしているのかと思います。給料は日割りでもらいました。

 

次に転職したところは普通の事務として入社しましたが、ここでのことについては履歴書にも書かず、面接でも触れませんでした。特にプラスにはならない経験だと思ったからです。

 

体験談2.販売に転職するも業務内容や給料などの待遇が違いすぎて早々に退職。

 

今まで経験がない販売職に転職しました。簡単な面接で即採用されたので少し怪しいと思ったのですが嫌な予感は的中しました。

 

まず入社して数日後に衝撃の事実が判明。

 

女性を中心に正社員で求人の募集していたのに、いざ入社してみたら契約社員としての採用だったような話を聞いたわけです。

 

その話を聞いて、あわててすぐに総務に確認したところ正社員としての採用でした。

 

しかしこれで一安心できるはずもなく、色々確認してみると次から次へと聞いていた話と違うものが発覚しました。

 

まずお給料と残業です。面接時には残業代は出るとのことでしたが、ここが違っていました。残業代はなしで、ボーナスも聞いていた話より明らかに少ないことがわかりました。

 

「残業代もなしでボーナスは1か月も出ないようでこれではとても生活ができない!」と思い試用期間ではありましたが次の仕事を探し始めました。

 

それに休日も週休2日制と聞かされていましたが、実際は週に1度しか休めませんでした。当然のように休日出勤のような扱いはなしです。

 

幸いその仕事は平日が休みだったので、再度の転職活動はその平日を利用して仕事探しをしました。

 

そのタイミングで以前の会社の取引先の方と飲む機会があり、「転職先が決まったものの・・・」と現状を話したら会社を紹介してくれました。

 

そのまま紹介してもらった会社で面接することになり、無事なんとか採用という形になりました。入社時期はこちらの都合に合わせてくれるとのことで、会社に退職する旨を伝えました。

 

早期の退職でかなり不満だったようですが、了承していただき約3か月弱での退職になりました。

 

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体験談3.飲食店からプログラマーになり1ヶ月以内に退職

 

自分は飲食店勤務だったのですが、どうしても夢を諦めきれずにプログラマーに転職しました。

 

プログラマーは過酷な業務だということはなんとなく知っていたので、面接の時に労働時間はどのくらいかと正直に聞いてみると、その会社では基本的に残業はないということだったので、そこへの転職を決意したのです。

 

しかし、実際に入ってみるとデスマーチ(納期前の大変な時期)ばかりで、残業なしどころか、残業なしが無い状態で朝8時出勤した日でも帰りは10時過ぎなんてざらだったと思います。

 

上司からはプログラマーは成果をあげなければ意味がないということを言われ続け、仕事が遅いという理由で残業代は出してもらえませんでした。

 

もちろん文句は言いましたが、聞いてくれるはずもなく毎日ひたらすPC前でキーボードをたたく毎日が続いたのです。

 

少し仲良くなってきた先輩ができたので、その人に面接の話をしてみると、それはまるっきりの嘘だということが判明。

 

流石に途中で投げ出すのは大人としてどうかと思ったので、その時に担当していたプログラムだけ完成させ、すぐに退職願を提出。

 

マナー的には1ヶ月前とかなんでしょうが、どうしても我慢できなかったので即時退職ということにしてもらい、仕事を辞めました。

 

体験談4.体力の限界を感じた・・・昼と夜との逆転生活

 

期間の決められた仕事をしていた私は満了が近づいていたため新たな就職場所を探して求人雑誌等を探していました。

 

そこで見つけたのが工場の派遣で簡単な梱包作業と書いており、給料も悪くありませんでした。これはいいと思いすぐに応募しました。

 

派遣なので特に面接なども無く、仕事に向かう日付を決めていただきました。

 

現在の仕事が満了して新たな職場での初日を迎えました。

 

挨拶などをして自分の所属する班にいきリーダーから仕事を教わりました。内容は確かに軽作業で特にキツくは感じませんでした。

 

私がダメージを受けたのは作業ではなく勤務の時間帯でした。その職場では夜勤と日勤とを一週間づつ繰り返すというものです。

 

つまり生活のリズムを一週間毎に変えていかなければなりません。もちろんこの事は応募の際にもキチンと書いており私も承知していました。

 

何とかなると考えていた私はあまかったのです。

 

夜勤を行うのは初めてではなくそれなりに問題ありませんでした。

 

しかし、昼と夜との逆転を繰り返す生活は私の体に合わなかったらしくひと月を過ぎたあたりから悲鳴を上げました。

 

仕事が終わって疲れているはずなのに眠れず、また仕事中に突然眠くなったりしました。

 

そして、その日体調を崩しお休みを頂きました。

 

これはまずいと思い、慌てて別の就職場所を探して転職してしまいました。

 

その会社には申し訳なかったです。しかし、自分の体が第一だと考えての決断でした

 

皆さんも勤務時間帯をよく考え自分にあった仕事に就くとよいとおもいます。

 

体験談5.リゾートクラブ会員券のアポイント営業に罪悪感が強くなって退社。

 

スポーツ用品の商社から一転、旅行会社の社員募集があり、当時主役がツアーコンダクターを勤めるテレビドラマも流行っていたことなどから、その気になって応募してしまいました。

 

配属先などは全く分からず、旅行業全般を扱う会社であり、本社ビルの1階には、旅行代理店を構えているということだけの情報での入社でした。

 

大量採用で、同時期に約30名ほどが入社しました。入社日の翌日から、研修が始まりました。

 

自社が経営するリゾートホテルを利用してのものでした。研修内容は、如何にこのホテルの利用も含めた、リゾートクラブ会員券を売るかだったのです。

 

そうです、同時期に入社した約30名の私達は、リゾートクラブ会員券を売る営業部へ配属されるのです。

 

研修が終わり、其々の営業所へバラバラになりすぐさま仕事開始です。

 

売り込みのスタートは、テレフォンアポイント。一日に何百件電話を掛けたか分かりません。

 

アポイントをが取れれば、何処までも何時でも営業に出向く、そんな毎日が繰り返されました。

 

正直、会員数に対して利用出来る物件数が少く、予約もなかなか取れない状態の会員券が100万円近くし年会費も取る、そんな詐欺紛いの物を売ることに、早くも罪悪感を強く感じるようになりました。

 

でも、ノルマの売上げ達成し、翌月にはマネージャーに昇格です。

 

更にノルマは厳しくなり、とうとう自分で会員券を買うことに。

 

そして3ヶ月目には、当時交際していた彼女にまで営業を掛けたのです。

 

彼女は判を押してくれました。でも、無性に悲しくなってきて、営業所へ契約完了の電話をしたのですが、そのまま退職の気持ちを所属長へ伝えたのでした。
彼女の判が付かれた契約書は破り捨てました。

 

僅か3ヶ月でしたが、詐欺紛いな物に加担してしまった罪悪感で一杯の退職となりました。

 

体験談6.仕事もだめ、人間関係もだめ。で2週間で辞めることを決意。

 

テレホンオペレーターや電話対応の多い仕事が好きなんですが、それは扱う商品などにもよるということにこの会社に入社して気がつきました。

 

私が入社した会社は、ゴルフの会員権を持っている人に売ってもらう電話をかけるというテレオペのお仕事だったんですが、まったく私に合いませんでした。

 

まず仕事内容が、年配の男性向けの電話で、「必要のないゴルフ会員権をお譲りいただけませんか?」と話を進めていくんですが、すぐにガチャっと切られるならいいんですが、すっごく怒られることも多くて、ほぼ「申し訳ございません」を連呼しているような状態が多く、バカバカしくなってしまいました。

 

生活があるので、そう簡単に辞めるわけにはいかないと思ってはいたんですが、女性ばかりの職場で人間関係もあまり良くなかったんです。

 

初日はお昼とかどこで食べていいのか、外出していいのかもわからず、近くの女性に聞いてみたんですが、愛想がないというか、古いメンバーでがっちりグループを作ってしまっていて、「よそ者は受け付けません!」というオーラ前回で女のいやらしさ全開の職場だったんです。

 

せめて人間関係だけでも良かったら仕事内容がつまらないのは目をつぶることもできたんですが。

 

2週間ずっと一人でぽつんとしていて、休憩時間は誰とも顔を合わせないように、近くの喫茶店で食事とお茶をして時間を潰していました。

 

毎日のことなので、これがかなり出費がかさむんです。

 

自分に甘いと言われればそれまでなんですが、もういいやと思って2週間で退職しました。

 

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