とにかく疲れる。超体育会系ブラック企業に入ってしまったら
とにかく疲れる。超体育会系ブラック企業に入ってしまったら
とにかく体力的に辛かったブラック企業での体験談
とにかく長い時間を働かないといけなかったのでとても辛かったです。
週休二日制で残業をすることなんて滅多に無いと聞かされていたのですが、会社に入ってみると全く違って完全なブラック企業でした。
私の働いていた会社は土日が休みというわけではなくてシフト制でした。週休二日制のはずだったのですが、何かと休みの日に出勤をしてくれと頼まれました。
決まっているシフトも急に変わったりするので、休日の予定を立てることが出来なかったですし、休んだ気もしませんでした。
こんなのおかしいなと感じていると余計に疲れて来ますし、仕事の効率も落ちて来ます。辞めて行く人も多くてどんどん人が入れ替わっていくのもブラック企業の特徴だと思いました。
それでも何とかやっていたのですが、人がどんどん辞めてしまうので残業をしないといけないですし、働く時間が長くなるばかりでもう限界でした。
働いた分だけ給料が上がるのならまだ我慢出来たのですが、残業代はほとんど出なかったのでやる気も失いました。
長く勤めている人もいたのですが、その人達はすごすぎます。
私はずっと働いていくのは無理でしたし、辞めて他の会社に入ったことはよかったと思っています。おかしくなってしまいそうになるくらい働かせるブラック企業だと感じました。
一日15時間ぐらいの作業は当たり前
労働基準法に定められている労働時間は一日8時間です。ですが私が勤務していた会社は一日の労働時間が15時間は当たり前の会社でした。
土木系の測量をする会社だったのですが、まず朝一番に測量をしてデーターをとるために外業と言って外に出ます。
外の作業を行って各種の数字のデーターをとって帰ります。その作業が午後5時まで続きます。そのデーターを事務所に持ち帰り、複雑な計算を行って図面やデーターをとった場所の高さや大きさを計算しなければなりませんでした。この作業を内業といいました。
この内業が明朝の2時から3時までかかることがほぼ毎日でした午前3時に終わったとしても家に帰りほんの数時間の仮眠をとって、午前8時にはもう出勤でした。
外業はともかく、この内業はすべてサービス残業でした。
外で仕事を行っている時間より中で内業を行っている時間が多かったこともあります。
ある日経営者に内業をしている時間のお金も支給してくださいといったところ、あなた方の能力が足りないから内業の計算に手間取っている。私は一切お金を払う義務がありませんとの返事でした。
要は我々の能力がないからそんな時間まで作業をやらないといけないというもののいいようでした。
それから、1か月を絶たないうちに私はその会社を退社しました。その会社は、私が退社してから1年もたたないうちにつぶれてしまいました。
ロクに休みも取れず、毎日早出、残業の嵐
自分はとある製造業に勤めているの33歳ですが、とにかく休みが取れないです。
毎日毎日残業は当たり前、土日の休みも出勤と言う事が珍しくありません。
ノルマ、と言う訳ではないのですが、「自分がやらなければ仕事が回らない」と言う、それほど重要では無いものの半端な役職にいる為、結果として基本給や立場以上の激務や仕事を求められています。
本当に転職を毎日考えています。
ここで辞めなければいつか体を壊してしまうのは自明の理です。
最近は帰宅時間が定時だと言う事も殆ど無く、数時間の残業は勿論、ヘタをすれば日付がズレる寸前まで会社におり、日付が変わると会社に都合が悪い為にギリギリで仕事を上がり、翌日は早朝出勤などと言う生活です。
家族からも辞めるなら早い方が良いとは言われているのですが、次の仕事を探す余裕も無く、結局激務に明け暮れています。
辞めたいが辞める算段がつかないと言うこの状況、自分だけではなく、様々な所で良くあるのではないでしょうか。
体調の事を考えれば、次の職場の事など後で考えれば良いと思われるでしょうが、それですと生活に不安が出てしまうのも事実です。
誰か次の職場探してくれないかなぁ、などと荒唐無稽な事や、早く辞めたいなあ、などと言う事を考えつつ、今も自分は激務の中に身を置いています。
ブラック企業に入社して過労死してしまう人も少なくありません。
ブラック企業に誤って就職してしまっても、正社員として雇用契約を結んでしまうので、そんなに簡単に辞めることはできません。
就職したことを家族や親が喜んでいたら、尚更、辞めることができなくなってしまうことでしょう。
また、家族を養っていて家賃や住宅ローンや子供の教育費を払わないといけないなら、就職先がブラック企業でも辞めることはできないでしょう。
責任感が強く真面目な人ほど会社を辞められないと思ってしまうのです。
しかし、ブラック企業のレベルにもよりますが、あまりにも激務で睡眠時間もとれずに馬車馬のように働かされるなら、早期に辞めた方が良いと思います。
なぜなら、身体を壊して、最悪、過労死してしまう可能性もゼロではないからです。
若い方なら、激務でも体力があるので頑張れますが、40代や50代の方は、体力もなく、激務に耐えるのは難しいのです。
気持ち的にはやれると思っていても、身体がついていかないことが多いのです。そして、激務に耐えて無理をすれば、いきなり倒れて、過労死してしまう危険性もあるのです。
一番大切なのは、自分の身体です。
自分よりも家族を大切にしたい。退職して親を悲しませたくない。という気持ちは素晴らしいと思います。しかし、よく考えてみてください。
ブラック企業で仕事に耐えて、無理して病気になったり、過労死してしまったら、一番悲しむのは家族や親なのです。
そんなに親不孝なことはないですよね?つまり、仕事よりも収入よりも一番大切なのは、自分の身体なのです。親を喜ばせるのも、家族を幸せにするのも、まずは自分が健康体じゃないと実現できないですからね。
そのためには、就職してブラック企業だと分かり、危機を感じたら、すぐに辞めるべきです。逃げるみたいでいやだと無理をしてしまう方もいますが、ブラック企業から逃げずに、耐えて働いても、なにもキャリアは積めないし、スキルアップにもならないのです。
質の低い仕事しかさせてもらえないので、長く勤めても自分のプラスになることはないのです。
このような観点からも、ブラック企業だと気付いた時点で、すぐに辞めるべきなのです。辞める勇気を持つことです。
世の中には、いくらでも普通の会社は存在しているのですから。その気になれば、いくらでも転職先はあるのです。
身体に異変を感じたら、すぐに病院でみてもらいましょう。
ブラック企業に入社して、すぐに辞めずに頑張ってしまう人もいますが、ちょっとでも身体に異変を感じたら、すぐに休みをとって病院でみてもらいましょう。
上司に休みなんてとらせない!と言われても、そんなことは無視して診察を受けましょう。体調が悪いと感じた場合は、その裏に重篤な病気が隠されている場合もありますからね。
特に、ブラック企業で、不眠不休で激務を続けていると、身体は悲鳴をあげているので、定期的に人間ドッグにいった方が良いくらい危険なのです。年齢が40代を超えていたら、尚更、危険と言えるのです。
一番いけないのは、疲れているせいだからという理由で、体調が悪いのに、そのまま放置してしまうことです。
放置してしまい、それが病気だったら、働けないくらいの病気になってしまうことがあるのです。そうなれば、転職しようにもできなくなってしまいますからね。
家族を養っているなら、家族まで不幸にすることになるので、そうならないためには、仕事よりも自分の健康管理を第一に考えることです。
そもそも、体調不良になるまで働かせるような違法なブラック企業には就職しないことです。間違って就職してしまったら、すぐに辞めることです。