モンスターペアレント・モンスタークライアントの体験談

モンスターペアレント・モンスタークライアントの体験談

その1.英会話スクールとモンスターペアレントの板ばさみ。体調不良で悪夢まで見る様に。

 

現在35歳の主婦です。

 

26歳の時、某英会話スクールで講師になりました。担当していたのは、2歳から中学3年生までの子供達でした。

 

教室運営兼、講師だった為、当時137人の生徒さんを担当していたのと、事務的作業が沢山ありました。

 

子供相手の仕事だったので、毎回のレッスンプランを立てるのですが、最初の頃は良かったのですが、ゲームなど、子供が自然と英語に触れられるアイデアを考えるのに、ネタが尽きてしまって、レッスンプランを考えるのが苦痛になって来ました。

 

また、夏休みのサマースクールや教材の販売促進などの営業もさせられました。

 

営業は大嫌いなのと、絶対に自分にあわなくてやりたくなかったのですが、契約時に営業の話は一言も無く、契約書にも記載されていなかったので、まさか営業までさせられるとは思ってもいませんでした。

 

一軒一軒電話をかけ、気づいたら、残業(お給料はつきません)の日々で、数を取らなければ上から煩く言われ、それと同時に普段の授業、レッスンプランの作成とゲームなどに使う小道具の作成などで、自宅で仕事をする事が増えました。

 

勿論残業代とかも出ないので、大変なのに割りにあわない仕事だと思い、いつしか本気で辞めたいと思い始める様になりましたが、子供達は可愛かったので、出来るなら続けたいとの葛藤もありました。

 

しかし、モンスターペアレンツと呼ばれる酷い親もいて、スクール側と保護者の板ばさみでストレスが増え、毎日悪夢を見る様になり、最終的に体調を崩してしまいました。

 

病院で診断書を書いて頂き、無事に退職できましたが、退職してからも、時々夢に出てきてうなされる事がありました。

 

 

その2.夜中も朝も関係なく連絡してくる、ある50代のモンスタークライアント。

 

クライアントと言われると、なんの職業と思われるかもしれませんが、私は20代後半のカウンセラーです。

 

実際なら、あまりに酷いクレームや、無理難題はお断りするのが普通の一般企業でも常識だと思います。

 

でも、職種柄、クライアントは心に心的な疾患をかかえている為、きちんとした対応を取らなければならず、無碍にも出来ません。

 

最初は、他の方が担当をしていましたが、うまくいかず、結果専門的分野から私にそのクライアントは回ってくる事に。

 

初期対応が悪かったせいもあり、出来る限りの対応をと上司から無理難題を要求されました。

 

その結果、夜中から朝迄、電話は鳴りまくり。今やショートメールでどの携帯にもメールを送る。電話だけではなく、メールの嵐も毎日。

 

休みの日もお構いなく、ずっと、そのクライアントにかかりっきり。かといって、上司は見て見ぬふりで私任せ。

 

しかも、失敗すると会社が訴えられる始末になるからと責任も重大。

 

イツマデ、そのクライアントに束縛されている感じが続くのかと思うと、本当に仕事を辞めたいと思います。

 

どうにもならない事が分かっており、相手のエゴだから、もうどうにかしたいという責任感さえありません。