英語の仕事を探している人必見!訪日外国人の増加で英語のインバウンド求人が増えています!
英語の仕事を探している人必見!訪日外国人の増加で英語のインバウンド求人が増えています!
「Is everything OK?」(なにかお困りのことはありますか?)
「This is the total」(お会計の金額はこちらです)
日本にいながら英語を使って接客するという、そんな光景を目にする、実際に携わる機会がこれから増えるかもしれません。
このように訪日観光客の需要による仕事のことを「インバウンド求人」と呼ぶのですが、インバウンド求人専門の転職サイトが登場したり、この界隈の転職市況がいま非常に活況に沸いています。
●インバウンド専門求人サイト やまとごころキャリア
→https://www.yamatogokorocareer.jp/
増える訪日外国人。わずか3年で1000万人以上も増えています。
日本を旅行などで訪れる外国人は2012年に800万人ほどでしたが、2015年には約2000万人と稀に見るペースで増加しました。つまりここ数年だけで1000万人以上も日本に来る旅行者が増えているわけです。
海外旅行客が落とすお金をまとめた旅行収支もこれまで53年間ものあいだずっと赤字だったのですが、なんと2015年はいきなり1兆円の黒字になりました。
ものすごいインパクトのある数字が並んでいまして、事実、旅行客が増えすぎたことによりびっくりするような問題も起こっています。
●「あのアパホテルが一泊3万円!
爆買い中国人殺到で東京・大阪は泊まるところがない」
大阪、福岡などの大都市部、あとは京都や金沢といった、外国人に人気の観光地のホテルが異常に値上がりしている。とりわけ、東京と大阪、名古屋は稼働率が大幅に上昇し、手頃な値段で部屋を見つけるのが難しい
格安ホテルのアパホテルですが繁忙期にはなんと値上がりして一泊3万円もしてしまうということです。泊まるところがなくなってしまうほど観光客が増えてしまったというわけですね。(普段は安いですよ)。
アメリカの雑誌では京都が世界で1番魅力的な都市に選ばれたりと、日本がいまとても熱くこのペースでいくとフランスやスペインなどの世界的な観光都市と肩を並べる日もそう遠くないのかもしれません。
アメリカやヨーロッパからの観光客も増加しています。
「観光客が1000万人増えたって言っても、ほとんどアジアからじゃないの?」
観光客の割合としてアジアからの旅行者が多いことは間違いありませんが、アメリカやヨーロッパなど英語圏の旅行者もしっかり増えています。観光局の統計によりますと欧州やアメリカなどからの観光客は2006年に100万人ほどでしたが、2014年には150万人となっています。
2015年のデータはこれを書いている今はまだ確定していないのですが、伸び率を考えると170万~180万人になっていてもおかしくありません。
またアジアの中でもフィリピンやシンガポールは英語が共通語であり、アジアからの観光客の中を考えても英語の需要は相当のものがあります。
これらの観光客が日本に来れば、ご飯も食べますし、ショッピングもしますし、どこかで泊まらなければいけないわけですから、仕事の需要は間違いなく多くなってきているはずです。
どんな求人が増えているのか?
さて、そんな訪日観光客の増加にともなって、忙しくなっているの。求人を出しているのはどこの業界なのか、さらに詳しく調べてみたいと思います。
●旅館・ホテル1,570社 業績動向調査 増収企業が48.2%
旅館・ホテル運営企業1,569社の48.2%が増収だった。全体の総売上高は2年連続で増収を達成、増益企業も41.0%を占め、売上・利益ともに好調だった。特に、大都市圏や人気観光地で増収率が高く、好調な国内旅行やインバウンド(訪日観光客)効果が、各地の旅館・ホテル業界に活況を呈していることがわかった
先ほどのアパホテルの例もありましたが、旅館やホテル業界はいま利益を増やしているところが多く、この業界に関してはとても景気がよくなっています。
東京、大阪などの大都市圏や京都などの観光地の多い場所がやはり増益となっているようです。
また、先ほどのインバウンド専門の求人サイトの求人を追いかけてみますと、「宿泊」「飲食」「観光地」に関する求人が多く見受けられました。やはり観光に直結した仕事が多いようです。
→ チャータークルーズの営業職募集!インバウンド営業もお任せします!
”あなたがプロデュースするのは、完全オーダーメイドの貸切クルージング。外国人VIP接待や2人きりの甘い記念日から、600名の企業間懇親会まで、目的と予算に合わせた特別なアニバーサリーを創りあげます。”
面白そうな求人をピックアップしてみましたが、このように「英語を仕事にしたい」方にうってつけな仕事が増えてきています。
海外旅行者が多い場所を探す。
「まだそこまで英語に自信がないけれど、どうしても英語を使った仕事に付きたい」ということであれば観光客が多く訪れそうな場所を探して、その近辺で仕事を探してみるというのも1つの手かもしれません。
そこで参考になるのがこちらのサイトです。
●外国人観光客が訪日前・訪日中にチェックする情報メディア・サイト19選
日本人も海外旅行に行く際には雑誌なりネットなりを使って情報をいろいろと調べると思いますが、当然、海外から日本に来る観光客も同じように、気になるスポットを調べてから日本をおとづれるわけです。
たとえばアメリカ版のトリップアドバイザーを見て口コミで人気になっている、口コミの数が多いような場所を見つければ、そこには多くの観光客が訪れているはずです。
トリップアドバイザーを見ればわかりますが、観光地だけでなくレストランやホテルの口コミもありますから、そういったところをピックアップして直接電話をかければ、「人手が欲しいけど転職サイトに求人を出すお金はない」そんな隠れた仕事が見つかる可能性は十分あると思います。
またはそういった場所を実際に自分で訪れてみれば、地元のフリーペーパーに求人が載っているかもしれませんし、店頭に求人の張り紙があるかもしれません。
求人サイトなどで見つからない場合は、観光がてら自分の足を使って仕事を探してみてはどうでしょうか。