睡眠時間や体力が削られていく・・・長時間労働で辛すぎます。

多い残業・・・長時間労働で疲れてしまった体験談まとめ。

辛い・・・長時間労働の体験談

 

ケース1.帰宅は23時すぎ。システム会社での長時間労働

 

私が以前勤めていた会社のことです。

 

以前勤めていた会社はシステム開発を行う会社でしたが、とにかく労働時間が長かったです。9時始業なのですが、終業が早くて23時半でした。23時以前に帰れることは3か月に1度ほどです。一週間の全ての日において帰宅時間が日付をまたぐ時もよくあります。

 

お客さんの要望が絶対で金曜日の夕方にとんでもない要望が入り、それを月曜日の朝までに仕上げてくださいと言われ、土日も朝9時から23時頃まで働いて、何とか作業を終えたこともあります。

 

どの時間帯であっても、トラブルが起きると基本的にはその日のうち(正確には次の日の朝まで)に対処しなければならず、夜20時以降にトラブルが発生した時はトラブルが解決したころにはもう周囲が明るくなっていることもよくありました。

 

そのような環境で精神的にも支障をきたす人もいて、心労や過労による急性胃腸炎などの軽度の病気にかかることはよくあることで、ひどい人だと、精神的ストレスによって声が出なくなってしまった人もいました。

 

そのような環境なので、人の入れ替わりは非常に激しく、役員以外の人は3年以内に半分以上は入れ替わるような状況でした。

 

そのような状況に嫌気が差して私も退職しました。

 

 

ケース2.トイレにお泊まりセットがズラッと…

 

とある不動産関係の、主に賃貸物件の情報収集と、間取り図確認、印刷等をしていた会社に、電話案内係として採用されました。

 

子供も小さいし、9時~16時で、月~金、という条件。

 

ですが採用されたら、16時で帰る人など誰もいない。

 

電話係は休憩もなく、ずっと営業や大家さんなどと電話。その上、土曜日も実は仕事あり。

 

私が「月~金で採用されました」と言ったら、教えて下さった方がニヤッとして、上司とヒソヒソ。

 

本当は土日も出勤で休み無しだそうで、入ってから、徐々に仕事時間を増やしていく、そういう所なのよ、と、帰り道、他の電話番の方に聞いて茫然。

 

そしてトイレには、歯ブラシや洗顔道具の入った小さなカゴが、ズラッと並んでいしました。「お泊まりセット」です。

 

『休憩もない、土日もない、しかもお泊まりが当たり前なの…!?』

 

ゾーッとして、次の日電話で「辞めます」と伝えたら、人間失格、みたいなことをガンガン言われました。

 

失格でもいいです…!

 

ケース3.月100時間残業しても、あたりまえのように残業代がつかない。

 

ある製造業のブラック会社で働いていたのですが、そこはかなりのブラック企業だったために本当に嫌でした。

 

低賃金にもかかわらずかなりの激務なために、離職率が半端なく高く3ヶ月以内に辞める人が続出しました。

 

一番嫌だったことは、残業をしても残業代がほとんどつかないことでした。月に100時間前後は残業があったのですが、残業代はほとんどついていませんでした。

 

その時点で労働基準法違反で最悪なのですが、このブラック会社は人遣いも荒く、かなりこき使われました。人によって仕事のしんどさが全く違うためにかなり不公平だったので、そのことで退職をする人も多かったです。

 

やっぱり、職場環境が悪いと仕事が長続きしないと思いますし、効率よく作業をすることが難しいです。

 

ブラックな会社はかなり劣悪な環境で働かせることが多いので、本当に割に合いません。

 

そのために、仕事が辛く辞めたくて仕方ありませんでした。

 

最近ではますますブラックな会社が増えてきているので、できればそういったブラックな職場を排除してもらいたいです。そうでなければ、働く側が損をすることばかりなので辞める人が後を絶ちません。

 

今では企業がやりたい放題なので、なるべくそこをもっと改善してもらいたいと思います。

 

ケース4.退職が相次いで、残業、休みなし。

 

偶然辞職・休職する方が相次ぎ、完全に人数不足な中仕事対応することになり、毎日がハードスケジュールでした。

 

親の介護、結婚、出産など、彼らの理由は仕方がないのですが問題はその後の上司。

 

人件費削減が目的かどうかは知りませんが、新しく人を雇おうとしないのです。

 

人数の穴を埋めるため、休日出勤と長時間労働は当たり前。始業の朝9時から日付が変わるころまで働いたこともありました。

 

しかし、残業代が思ったより少ないのです。

 

どうやら、お金がかかるからと残業代をきちんとつけなかった模様。

 

これには愕然とすると同時に怒りがわきました。

 

また、人数が減ったため一人あたりの負担が増え、勿論上司の負担も増えたため彼の気分にムラがあるようになりました。

 

機嫌が良いときは楽しく働けるのですが、機嫌が悪いと周囲の人やモノにあたりちらすので、怖いと同時に不快になったのを覚えています。

 

その後上司が別の部署に異動し、新しい方が来たのですがここからも問題がありました。

 

なんと、元上司に教わった仕事方法と現上司の主張する方法が違うのです。

 

仕事の方法自体は社内でマニュアル化されていると伺っていたのですが。

 

二転三転する話に振り回されるやら疲れるやら、それに見合った報酬は削られるやらでもう散々でした。

 

ケース5.疲弊していく・・・会社での走り回った悪夢のような日々

 

名古屋のとある警備会社に勤務していました。

 

入社した当初はまだのんびりした社風もあり、それなりに働いていました。

 

それが不景気の煽りと、支店長の異動によって少しづつ変化していきました。

 

これを支店長のせいというのは酷な話で、誰がなってこうなっていたと感じます。

 

とにかく人手不足がひどかった。一週間に一度も家に帰れないなんてこともありました。

 

警備員ですからゆっくり睡眠を取るなんて許されません。

 

ですから社員みんなの疲労もどんどんたまっていきます。

 

仕事を受ける人間にはどんどん仕事が振られ、特定のひとたちがより疲弊していきました。

 

仕事を受ける側も、社内が人手不足であることはわかっているので断りにくいのです。

 

新入社員も時折来ますが、すぐに逃げ出してしまいますから人手は一向に増えません。

 

その上、会社の経営も決して上手くいっていません。

 

一度、時給換算で給料を計算してみたら大幅に残業代が削られていたことがわかりました。

 

「辞めたい」と何度も思いましたが、安い給料で貯金もできず、逃げ出すこともできません。

 

あっちの現場こっちの現場と走り回っているうちに、とうとう私は精神を病んでしまいました。

 

そうしてついに病気のおかげで会社から逃げ出すことに成功しました。

 

現在も闘病中ですが、会社から逃げられたことだけは病に感謝しています。