まさか自分がブラック企業で働くことになるなんて…!!

まさか自分がブラック企業で働くことになるなんて…!!

ケースその1.まさかの宗教!?なブラック会社で働いた話

 

ブラック企業で働く

私はつい先日までブラック企業で働いていました。

 

私が入社したのは2年前。面接時には皆が元気な挨拶で迎えてくれ、とても明るいイメージの会社でした。

 

「ここなら頑張って続けられるかも」と思い、転職を決意。しかし、これが地獄の始まりだったのです。

 

入社日、いきなり宗教じみた朝礼から始まりました。

 

皆で手を繋ぎ輪になり、会社理念を唱和。フィロソフィという名の宗教手帳を輪読し、主観を一人一人述べます。

 

その後は、居酒屋さながらの大きな声で挨拶練習。それだけでも充分、インパクトはありました。

 

しかし、地獄は朝礼だけでは終わりません。

 

仕事が始まると、机叩きや怒鳴り合いは日常茶飯事。「死ね」「馬鹿野郎」は当たり前です。

 

また、請求書や申込書の改ざんといった事も何食わぬ顔で行います。私は事務を担当していましたが、本当にひどいものでした。

 

私の帰社後に私の印鑑を無断で使用し書類に押すなど、平気で書類改ざんの責任を押し付けられました。

 

私が警戒し印鑑を持って帰ると、次の日、もの凄い剣幕で怒ります。一所懸命、改ざんは罪である事を伝えても、「お前は精神的におかしい」などと言われました。

 

また、「お前よりも若くて可愛い子はたくさんいるから、辞めてもらって構わない」と脅されました。セクハラ的発言も多く、生理の事や彼氏との体の関係まで、しつこく尋ねられました。

 

私は、パワハラとセクハラに必死に耐えましたが、やはり書類の改ざんだけは許せませんでした。

 

強く言えない部下の立場を利用して、自分の都合のいいように書類を改ざんする。

 

この行為がどうしても許せませんでした。自分の中の我慢の糸が切れ、つい先日の年末、会社を辞めました。

 

今、運良く採用が決まり、別の会社で働いています。

 

最初は「またあんな目に合うのでは」と不安でしたが、もちろんあんな目には合っていません。

 

やはり、この前までの会社はブラックだったのだとハッキリ思います。

 

ブラック企業で働いていると、自分自身の良心がすり減るのが分かります。

 

書類の改ざんにもだんだん慣れていくようで…感覚が鈍感になると思います。

 

私は、ダメなことをダメと思えるうちに、ブラック企業から脱出できて本当に良かったです。

 

 

ケースその2.飲食店の現場って想像以上にすごかったです。

 

以前、勤務していた飲食店が完全なるブラック企業でした。

 

社長は普段現場に顔を出さないのですが、それをいいことに、店長クラスの社員たちのふるまいは最悪でした。

 

まず、機嫌が悪いとどうでもいいことで従業員に暴言をはきます。

 

注意なら、「こういう風にしてください。」という言い方になりますが、彼らの場合はただイライラをぶつけたいだけなので、にらみつけて、言い返せない状況の時、嫌味を吐き捨てます。

 

これだけでも、人としてどうかと思いますが、これはましな方です。

 

アルバイト、パート相手にはさすがに暴言どまりです。

 

ですが社員同士となると、とび蹴り、突き飛ばす、膝蹴りなどよくある光景というありさまです。

 

初めて見た時は恐ろしさのあまり言葉も出ませんでした。

 

怒鳴りつけ、そのあたりにあるものをガンガン蹴りながら、最後は蹴ったり、殴ったり。

 

あまりにも見かねたので、店長の機嫌が良い時に暴力はいかがなものかとやんわり申し入れましたが「自分たちはそうやってやってきた、蹴られるような悪いことした自分が悪いと僕は思っています。」と反省の色もなく、正当化しただけでした。

 

そして、それについていけないスタッフはどんどん辞めていき、価値観の合うスタッフのみが残るようです。

 

私自身はとてもじゃないけれど耐えられないと思い退職しましたが、本当に我慢している社員たちは悲惨なものでした。

 

ケースその3.サービス残業だし上司が酷いやつだった会社で働いた話

 

私の以前いた企業では、残業は当たり前で月に70時間以上はいつものことでした。繁忙期になるとこれ以上残念させられて時には帰れない日が続いたりしました。

 

しかも残念してる割には残念していない人と比べて給与があまり変わりません。

 

繁忙期は少し忙しいとは聞いていましたが、残業が全く出てない状況を知ってまさかサービス残念になるとはとビックリでした。

 

一応社内にはセキュリティ上原則泊まらないこととされていたので、帰れない時は近くのホテルに泊まったりしていましたが、ホテル代もバカになりません。

 

むしろ残業してる方がお金がマイナスになるといった様な状況もありました。

 

そして社内での精神的攻撃も酷かったです。毎日遅くまで残念して体力的にもボロボロなのに、責任が重い仕事ばかり任されるし、成績が伴わ無かった時は辞めちまえという言葉を上司から何度も受けました。

 

それでも成績が残せないのは自分の容量が悪かったり仕事だから頑張ろうと思ってなんとか続けていました。

 

しかし、ある時仕事中に体調不良で下痢は止まらないし吐いたりもするしで散々な日がありました。やむ終えず上司に早退することを相談すると、その程度で帰るの?嘘ついてるよね?と明らかに私が気分悪くなってる様子を見ているのにも関わらずそんなことを言われます。

 

そんなことを言われてあまりにも耐えられず、私は退職届を出して辞めました。

 

現在は転職して別の企業で働いていますが、あんな企業で働いていたらいずれ大きな病気に繋がると感じました。

 

ケースその4.地元の時代錯誤な中小企業で働いていた話

 

田舎の家族経営をしている販売業の会社に事務員として入社しました。

 

本当に地元の中小企業といった感じで社員も30人弱の小さな会社でした。

 

女性スタッフは私と他に経理が2人、事務員が1人であとは男性の営業や事務スタッフでした。

 

まず面接の時点で少し不安がありました。

 

連絡をすると言っていたのに連絡がこなかったり、面接が2回と言っていたのに、3回あったり、勤務地が決まっていたのに、他の支店でも働けるか聞かれたり、入社前から少し不安でした。

 

無事入社が決まったのですが、色々と時代錯誤な会社でした。

 

女性用のロッカーが男性が仕事をしている部屋の一角にあってそこで着替えないといけなかったり、トイレも男女共用だったり、男子トイレを女性スタッフが掃除しないといけなかったり、女性軽視が各所にみられました。

 

最初はかなりとまどいましたが、だんだん慣れていきました。

 

しかしそんな会社だったので男性社員がやりたい放題で、私が働いている真横で下ネタを話まくったり、ネットでエロ動画を見たりと本当に気持ち悪かったです。

 

女性スタッフに相談しても、前からあんな感じだから、とあきらめている様子でした。

 

上司に相談しようにも上司も、そんなことは女性が我慢すればいいといった感じの人で話になりませんでした。

 

結局入社して2年で辞めましたが、今考えても最悪な思い出です。