『ネットショップ』の仕事内容とは?体験談まとめ

『ネットショップ』の仕事内容とは?体験談まとめ

体験談その1.ネットショップスタッフとして働いた体験

 

ネットショップのスタッフとして5年間ほど働いていました。ネットショップと言えば、楽天やヤフーショップなどがありますが、私はその両方に出店している会社で働いていました。商材はとても多く、食品から医療品、工具から化粧品と何でも扱うようなメガショップと言われる種類のお店でした。

 

仕事の内容については、商品ページの作成から問い合わせ対応、時には発送する荷物の梱包まで行っていました。

 

この会社に入社する前に、私はウェブデザイナー能力認定試験の上級を取得していたので、商品ページやショップのトップページやバナー作成専門の仕事を探していました。そして、採用情報に商品ページ作成が主な仕事と記載されていたため、面接を受けて入社する事になりました。

 

しかし、取り扱い商品が多くなり、仕事が忙しくなったため仕事内容が多岐にわたるようになりました。発送用の伝票を作成するなどはわりと単純な作業なのですが、電話での問い合わせ対応などはたまにクレームを受ける事もあり、それがストレスになりました。

 

午前中にお客さんからの注文の受発注処理や問い合わせの回答を行い、午後から商品ページを作成したり、バナーを作成したりショップの方の手入れをします。そして、午後3時頃から出荷の準備を始めるというルーティンワークでした。その合間に電話の問い合わせ対応をしていました。

 

会社の社員数は10人ほどですが、ネットショップ部門は全員女性で3人だけでした。梱包だけは男性社員が他の業務と兼任して作業してくれていました。

 

お給料は手取りで17万円ほどで、ボーナスが年間合計お給料の3か月弱くらいでした。都会の方なので決して良いお給料とは言えませんでしたが、ボーナスの時だけは好きな物を買う事が出来ました。

 

 

体験談その2.ネットショップの店長をしておりました

 

全国展開している某アパレル業者の事務所にて、Webショップの雇われ店長をしていました。職場は男性、女性半々といったところで、社員の年齢層は40代平均くらいでしたので、私が最年少でした。

 

私が店長として雇われた時は、ネットショップはある程度の形になっていましたが、とても売れるような仕組みは作られていませんでした。
ただ他の業者にWebデザインを依頼しただけのものだったのです。大幅なリニューアルが必要でした。

 

ネットショップを運営するには、まずホームページを更新できなくてはいけませんから基本的にはHTMLやCSSの知識が必要になります。
アクセス数を増やすための知識、またアクセス数があったらあったで商品を売らなくてはいけませんので成約率を上げるためにバナーやデザインを変えたりするスキルも必要です。
職場によってはフォトショップなどの操作も必須になると思います。
ただし、今はレンタルサーバーなどで簡単に運営できるシステムもありますので、全てがその限りではありません。

 

サイト制作はしていましたがWebショップの仕組みすら知らなかった私は、まる二日かけてまずネットショップの仕組みを勉強しました。
そしてその後、物を売るというにはあまりにもサイトの導線がわかりづらかった為、デザインや商品の配置などを、一週間ほどかけて組み直しました。

 

他にネットに詳しい社員がいなかったこともあり、商品の購入だけはバイヤーが仕入れてくるという流れになっていましたが、それ以外の業務は私一人に任せられていました。

 

今後売っていく商品の選別、そしてその商品の撮影、在庫管理、ネットショップへのアップロード、売れた場合の発送、イベントの企画等々、全部一人で行った為、かなり無理が生じました。

 

とにかく時間がありませんでした。ネットショップの更新業務だけでも一日なんてあっという間に過ぎてしまったのです。
そのため、毎日のように残業が発生し休日出勤を余儀なくされ、体調を崩して休養という形で、会社を辞めることになってしまったのです。

 

ネットショップの売上は、月100万程度とあまり振るいませんでしたが、いい勉強にはなったと思っています。